2026/08/24
IPO準備中の経理責任者退職は、通常の欠員以上に大きな影響があります。決算・開示、監査法人対応、内部統制、証券会社への回答などが同時進行しており、判断の経緯が失われると上場スケジュールにも影響します。
最初に把握する四つの領域
- 月次・四半期・年度決算の進捗
- 監査法人・証券会社からの依頼事項
- J-SOX、規程、業務記述書等の整備状況
- 未解決の会計論点と責任者
課題管理表、メール、会議資料、監査調書依頼一覧を集約し、期限と影響度を確認します。
監査法人とのコミュニケーションを止めない
回答が遅れる項目を放置せず、現状、担当者、回答予定日を共有します。未確定事項は未確定と明示し、根拠のない回答を避けます。
課題を優先順位付けする
上場審査や監査意見に影響する課題、決算期限に関係する課題、社内整備で対応できる課題に分けます。件数が多いときほど、一つの管理表で責任者と期限を管理します。
代行と内製化を同時に進める
外部専門家が責任者業務を一時的に補完する場合も、社内メンバーへの知識移転、手順書作成、会議体整備を並行して進めることが重要です。
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