日常のつぶやき日記 - パート 2

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経理の実務|新しい担当者が迷わない、最初の1か月の引継ぎ

新しい経理担当者を採用しても、資料の場所や確認相手が分からなければ仕事は進みません。最初の1か月で何を渡し、どこまで任せ、何を確認するか。引継ぎを受ける人と教える人の双方が使える進め方を紹介します。

初日は「会社の経理の地図」を渡す

初日から大量の操作手順を説明するより、まず仕事の全体像を共有します。売上が発生してから入金されるまで、請求書が届いてから支払われるまでを、関係する部門と一緒に説明してください。

最初に渡したいのは、次の5点です。

  • 月間スケジュール:作業日、社内締切、確認者
  • 業務担当表:主担当、副担当、承認者
  • 資料の保存場所一覧:どのフォルダの、どのファイルを使うか
  • システム一覧:用途、必要な権限、利用申請先
  • 相談先一覧:業務ごとの確認相手と、不在時の連絡先

個人のパスワードを渡すのではなく、会社の管理ルールに沿って本人用のアカウントと必要な権限を用意します。業務担当表にはパスワードを記載しません。

1週目は、作業を一つ、最初から最後まで一緒に行う

例えば請求書の処理なら、「受領した資料を確認する」「対象の取引を確かめる」「入力する」「確認者へ回す」「所定の場所に保存する」という一連の流れを一緒に行います。

説明する側は、クリックする場所だけでなく、何を確認しているかを言葉にします。入力が終わっても、確認や承認が終わっていなければ、業務としては未完了です。

最初の練習は過去の処理例などを使い、本番の支払実行や承認と混同しないようにします。実際の業務は会社で決めた確認・承認の手順に従います。

2週目は、本人に操作してもらい、詰まった場所を記録する

教える人が操作し続けると、説明を聞いた人が一人でできるか分かりません。次は担当者本人に操作してもらい、教える側が確認します。

止まったときは、「なぜ分からないのか」と問う前に、どの情報が足りないかを確認してください。保存場所が曖昧なのか、判断基準がないのか、権限が足りないのかで、必要な対応は変わります。

質問は「対象業務/止まった箇所/確認相手/回答/手順書への反映」の5項目で残します。同じ質問を次の担当者も繰り返すなら、説明を個人の記憶に留めず、資料に追記する必要があります。

3週目は、定型業務を任せ、例外は相談してもらう

任せる業務は、開始条件と完了条件を決めます。「請求書を処理する」だけではなく、「必要資料がそろったものを入力し、確認者に回して一覧の状態を更新する」まで具体化します。

一方で、金額や取引内容に疑問があるもの、過去の処理と整合しないもの、承認が確認できないものは、本人だけで進めない相談対象にします。何を相談すべきかが明確なら、質問もしやすくなります。

4週目は、一度の月次業務を振り返る

最初の月次業務が終わったら、できた作業、確認が必要だった作業、未経験の作業を分けます。「1か月たったから独り立ち」とせず、業務ごとに確認します。

  • 必要な資料を自分で探せたか
  • 作業の期限と確認者を把握できたか
  • 手順書を使って処理できたか
  • 判断できない点を、適切な相手に相談できたか
  • 処理後の資料と確認記録を保存できたか

翌月も付き添いが必要な作業を決め、副担当も共有します。年次業務など、まだ経験していない仕事は別途引継ぎ予定を残してください。

そのまま使える引継ぎ記録の書き方

一つの業務について、次の形で記録すると、進み具合を共有しやすくなります。日付や役職は自社の運用に合わせて記入してください。

  • 業務名:受領請求書の確認・入力
  • 開始条件:請求書と取引内容を確認する資料が届いている
  • 社内締切:毎月○日。休日の場合の扱いも記載
  • 保存場所:共有フォルダの具体的な場所
  • 担当・確認者:担当者名、確認者名、不在時の代替者
  • 完了条件:入力・確認を終え、資料を保存し、一覧の状態を更新
  • 相談する場合:資料不足、金額の不一致、承認不明、通常と異なる取引
  • 引継ぎ状況:説明済み/一緒に実施/本人が実施して確認済み

「説明済み」と「本人が実施できる」は別の状態です。この違いを記録しておくと、任せる範囲を決めやすくなります。

受け入れる側の準備も、引継ぎの一部

新任担当者だけに「早く慣れてほしい」と求めても、確認相手が不在で、資料の場所が分からない状態では進められません。教える時間と質問を受ける時間を、受け入れ側の予定にも確保しましょう。

磯部会計事務所では、業務の棚卸し、手順書の整理、後任者への引継ぎを支援しています。サービス紹介をご覧ください。

関連記事:経理業務のマニュアル化で最低限残すべき資料 / 一人経理の属人化を解消する方法

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公認会計士になるまでの道のり②|27歳の合格と、貧乏受験生活

大学2年生から勉強を始め、合格したのは27歳。進学校の出身でも、勉強だけに専念できる生活でもありませんでした。今回は、長くかかった受験生活と、合格後までの道のりを書きます。

進学校ではない高校から、会計士を目指す

私は、偏差値の高い高校を出ていません。前回の記事では、高校時代までのことを書きました。会計士の勉強を始めたのは大学2年生からです。そこから27歳の合格まで、かなりの時間がかかりました。

短期間で合格した人の話とは違います。私の受験生活には、勉強の話と同じくらい、暮らしていくためのお金や仕事の話があります。

一人暮らしで、アルバイトをしながら受験する

両親との仲が悪く、一人暮らしをしていました。アルバイトをしながら生活を支える、余裕のない受験生でした。

食事も、お金をかけられませんでした。醤油で煮込む料理を作ったり、カップラーメンを朝と昼に分けたりしていました。朝は麺を食べ、昼は残したスープに米を入れて、おじやにする。そんな暮らしです。

受験勉強をしていても、家賃や食費はかかります。私の場合、合格までを振り返るには、勉強時間だけでなく、その時間をどう確保したかも外せません。

社会福祉法人の経理を、3か月で辞めた

受験生の間に、社会福祉法人で経理の仕事をしたこともあります。しかし、3か月で辞めました。自分の言葉で言えば、逃げ出した経験です。

会計士を目指していたからといって、最初から経理の現場で働き続けられたわけではありません。合格するまでの道のりには、こうした挫折もありました。

100万円を貯めて、最後の3か月を勉強に使った

勉強に専念するため、100万円を貯めました。そのお金で生活する時間を確保し、3か月間、集中して勉強して合格しました。

その100万円は、いわゆるパチプロをして貯めたお金です。釘を見て回転数を把握し、期待値を計算して、勝てると判断した台で粘るやり方でした。

これは当時の私がどう受験資金を作ったかという話です。同じ方法で資金を作ることを勧めるものではありません。また、「3か月で合格した」という部分だけを切り取ると、実際とは違います。その前に、大学2年生から続く長い勉強期間がありました。

父が亡くなった翌年に合格し、就職してお墓を買った

合格したのは、父が亡くなった翌年でした。その後、就職してお墓を買いました。

両親との関係が悪かったことも、父が亡くなったことも、働き始めてお墓を買ったことも、私の道のりの一部です。合格という一言の前後には、試験だけでは説明できない出来事がありました。

合格後も、順調なことばかりではなかった

あずさ監査法人で修行した時期には、私自身、いじめを受けた経験もあります。その中で実務に取り組みました。

試験に受かったところで、すべてが順調に進んだわけではありません。受験中に仕事を辞めたことも、合格後に苦労したことも含めて、今に至るまでの経歴です。

長くかかった道のりを、そのまま書いていく

私の経歴は、進学校から短期間で合格したというものではありません。大学2年生から始めて27歳で合格し、その間には貧乏な一人暮らしも、3か月で辞めた仕事もありました。

このブログでは、そうした遠回りも書いていきます。合格したという結果だけでなく、そこまでの生活や、うまくいかなかったことも含めて、会計士を目指す方に読んでもらえればと思います。

前回:公認会計士になるまでの道のり① / ブログ一覧へ

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経理担当者が突然退職したとき、会社が最初の7日間で行うこと

経理担当者が突然退職すると、請求・支払・給与・月次決算・税務申告など、期限を止められない業務が一気に不安定になります。まず必要なのは、後任採用を急ぐことよりも「何が、いつまでに、どこまで処理されているか」を把握することです。

初日に確認すること

会計ソフト、インターネットバンキング、請求書発行システム、経費精算、共有フォルダへのアクセス権を確認します。退職者個人のメールや端末だけに情報が残っていないかも確認してください。取引先への支払日、給与計算日、税金の納期限、決算・監査の予定を一覧にします。

3日以内に業務を三つに分ける

  • 止められない業務:支払、給与、請求、資金繰り
  • 期限が決まっている業務:月次決算、税務申告、監査資料
  • 一時的に後回しにできる業務:分析資料や改善活動

すべてを同時に引き継ごうとせず、会社の信用や資金に影響する業務から担当者と期限を決めます。

7日以内に暫定体制をつくる

業務一覧、使用システム、保存場所、承認者、締切を一枚の表にまとめます。分からない作業には「不明」と記載し、推測で処理しないことが重要です。社内だけで対応が難しい場合は、経理実務を理解する外部専門家に早めに相談してください。

再発防止まで見据える

緊急対応後は、手順書、チェックリスト、権限管理、月次スケジュールを整え、特定の担当者だけに依存しない体制へ移行します。

磯部会計事務所では、担当者退職後の業務整理から決算・監査対応、引継ぎ資料の作成まで支援しています。支援内容はこちら。緊急の場合は初回無料相談をご利用ください。

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一人経理の属人化を解消する方法|業務棚卸しと引継ぎ手順

一人経理は判断が速く効率的な一方、その人が休職・退職すると業務内容が分からなくなる危険があります。属人化の解消は、担当者を責めることではなく、会社の業務を誰でも確認できる状態にする取り組みです。

最初に業務を棚卸しする

日次・月次・四半期・年次の業務を分け、作業名、締切、作業時間、使用システム、入力資料、成果物、承認者を記録します。「請求書処理」のような大きな単位ではなく、受領、確認、仕訳、承認、振込データ作成まで分解するのがポイントです。

重要度と代替可能性を評価する

支払、給与、税務申告、決算など、停止時の影響が大きい業務を優先します。担当者以外が実施できない業務には印を付け、閲覧権限やパスワード管理も確認します。

手順書は完璧を目指さない

まず画面の保存場所、判断基準、間違えやすい点、確認相手を残します。文章だけでなく、チェックリストや画面画像を使うと更新しやすくなります。手順書を作って終わりにせず、別の人が実際に作業して不足を確認してください。

ダブルチェックと休暇テスト

月に一度は別の担当者が一部業務を実施し、主担当者が不在でも回るか確認します。主担当者が連続休暇を取得できる状態は、属人化解消の分かりやすい目安です。

磯部会計事務所では、業務棚卸し、マニュアル・チェックリスト作成、役割分担の整理まで伴走します。経理体制再構築の事例もご覧ください。ご相談はこちらから承ります。

合同会社磯部会計事務所では、経理業務の標準化、業務継続、経理基盤の再構築をご支援しています。詳しくは経理改善・経理基盤再構築サービスをご覧ください。

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経理担当者を採用できない間に業務を止めない方法

経理経験者の採用には時間がかかることがあります。しかし、支払や請求、月次決算は採用決定まで待てません。採用活動と並行して、業務を止めない暫定体制をつくる必要があります。

業務を「社内に残すもの」と「外部に任せるもの」に分ける

資金移動の承認や経営判断は社内に残し、資料整理、仕訳、残高確認、決算資料作成などは外部支援を検討できます。丸ごと委託するのではなく、権限と責任の境界を明確にします。

最低限維持する業務を決める

支払、入金確認、請求、給与連携、資金繰り、税務期限を優先します。管理資料や細かな分析は、業務が安定するまで頻度を下げる判断も必要です。

外部支援者に渡す資料

  • 業務一覧と締切
  • 会計ソフトと関連システム
  • 直近の試算表・決算書
  • 未処理事項と監査・税務上の論点
  • 承認者と問い合わせ先

採用後の引継ぎまで設計する

外部支援中に手順や判断基準を整理しておけば、新しい担当者への引継ぎが円滑になります。一時的な穴埋めだけで終わらせず、採用後に安定運用できる状態を成果物に含めます。

磯部会計事務所では、採用までの経理実務支援と、後任者への引継ぎを一体で対応します。支援事例と無料相談をご利用ください。

合同会社磯部会計事務所では、経理業務の標準化、業務継続、経理基盤の再構築をご支援しています。詳しくは経理改善・経理基盤再構築サービスをご覧ください。

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IPO準備中に経理責任者が退職した場合の対応

IPO準備中の経理責任者退職は、通常の欠員以上に大きな影響があります。決算・開示、監査法人対応、内部統制、証券会社への回答などが同時進行しており、判断の経緯が失われると上場スケジュールにも影響します。

最初に把握する四つの領域

  • 月次・四半期・年度決算の進捗
  • 監査法人・証券会社からの依頼事項
  • J-SOX、規程、業務記述書等の整備状況
  • 未解決の会計論点と責任者

課題管理表、メール、会議資料、監査調書依頼一覧を集約し、期限と影響度を確認します。

監査法人とのコミュニケーションを止めない

回答が遅れる項目を放置せず、現状、担当者、回答予定日を共有します。未確定事項は未確定と明示し、根拠のない回答を避けます。

課題を優先順位付けする

上場審査や監査意見に影響する課題、決算期限に関係する課題、社内整備で対応できる課題に分けます。件数が多いときほど、一つの管理表で責任者と期限を管理します。

代行と内製化を同時に進める

外部専門家が責任者業務を一時的に補完する場合も、社内メンバーへの知識移転、手順書作成、会議体整備を並行して進めることが重要です。

磯部会計事務所には、約400件のIPO課題を1年で解消した支援事例や、経理課長退職後の立て直し実績があります。緊急のご相談はこちらからお問い合わせください。

合同会社磯部会計事務所では、経理業務の標準化、業務継続、経理基盤の再構築をご支援しています。詳しくは経理改善・経理基盤再構築サービスをご覧ください。

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監査法人からの指摘事項が減らない会社の共通点

監査法人から毎年似た指摘を受けている場合、個別の回答だけでなく、指摘が再発する仕組みを見直す必要があります。指摘件数の多さより、原因・責任者・期限が曖昧なまま残っていることが問題です。

指摘事項が減らない主な理由

  • 質問への回答だけで終わり、業務手順を直していない
  • 誰が対応するか決まっていない
  • 証憑や判断根拠の保存場所が統一されていない
  • 決算直前まで残高確認を行っていない
  • 会計論点を担当者の経験だけで判断している

指摘管理表に必要な項目

指摘内容、原因、影響、対応策、責任者、期限、必要資料、監査法人への回答状況を記録します。「対応済み」の条件も明確にし、資料提出だけでなく再発防止策が運用されているか確認します。

根本原因を業務フローまで遡る

例えば売掛金残高の不一致が繰り返される場合、照合作業だけでなく、請求、入金消込、値引処理、担当部門との連携まで確認します。会計処理の直前工程に原因があることも少なくありません。

決算前の定期レビューを設ける

月次で残高と証憑を確認し、四半期前に重要論点を整理すると、年度末に問題が集中するのを防げます。

磯部会計事務所では、監査指摘の整理、会計論点への対応、決算体制の再構築まで支援します。支援内容と実績紹介をご覧ください。

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経理代行と経理改善コンサルの違い|自社に合う支援の選び方

経理の人手不足を解決する方法として、経理代行と経理改善コンサルがあります。似ているようですが、目的と成果物が異なります。自社の問題に合わない支援を選ぶと、外部委託しても業務が安定しないことがあります。

経理代行の役割

記帳、請求書処理、支払準備、経費精算、月次処理など、決められた業務を社外で実施します。作業量の不足を補い、社内担当者の負担を減らしたい場合に適しています。

経理改善コンサルの役割

業務棚卸し、決算早期化、属人化解消、システム・役割分担の見直し、手順書作成など、業務の進め方そのものを整えます。担当者を増やしても遅延やミスが解消しない場合に有効です。

両方が必要なケース

担当者退職で業務が止まりかけている場合、まず代行・実務支援で期限を守りながら、並行して業務フローを整える必要があります。作業だけを引き受けると属人化が外部へ移るだけになるため、引継ぎ可能な仕組みを残します。

依頼前に確認したいこと

  • どの業務を誰が実施するか
  • 承認権限は社内に残るか
  • 手順書やチェックリストが成果物に含まれるか
  • 採用後の引継ぎに対応するか
  • 会計・監査上の判断まで対応できるか

磯部会計事務所では、緊急の実務支援と経理基盤の再構築を組み合わせてご提案します。サービスの詳細または初回無料相談をご確認ください。

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経理業務のマニュアル化で最低限残すべき資料

経理マニュアルを作ろうとして、分厚い説明書の作成で止まってしまう会社は少なくありません。最初から完璧な文書を目指す必要はありません。担当者が不在でも期限と作業内容を確認できる資料を優先します。

1. 年間・月間スケジュール

支払日、請求締め、給与連携、月次決算、税務申告、監査、株主総会などを一覧にします。休日の場合の扱いや資料提出期限も記載します。

2. 業務一覧と担当表

作業名、主担当、副担当、承認者、使用システム、保存場所を整理します。副担当が空欄の業務は、属人化リスクが高い業務です。

3. 作業手順書

開始条件、入力資料、具体的な操作、完了条件、確認方法を記載します。画面画像だけでなく、「どの数字なら異常と判断するか」も残します。

4. 月次決算チェックリスト

勘定科目ごとの残高確認、未払・前払計上、固定資産、売掛金・買掛金、税金などの確認項目と証拠資料を定めます。

5. 判断事項・例外処理一覧

通常と異なる取引、会計方針、監査法人や税理士と合意した事項を記録します。結論だけでなく、根拠資料の保存場所も残します。

更新できる仕組みにする

マニュアルには更新日と更新者を記載し、業務変更時に誰が直すか決めます。実際に別の人が手順書を使い、分からなかった点を追記する方法が効果的です。

磯部会計事務所では、業務棚卸しからマニュアル・チェックリスト整備、後任者への引継ぎまで支援します。サービス紹介と無料相談をご利用ください。

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決算が毎月遅れる会社の5つの共通点

「月次決算がなかなか締まらない」「試算表ができる頃には、数字がすでに古くなっている」とお悩みではないでしょうか。

月次決算の遅れは、単に経理担当者の処理速度だけが原因とは限りません。多くの場合、資料の集め方、締めのルール、確認手順、業務分担など、経理業務全体の仕組みに原因があります。

この記事では、決算が毎月遅れる会社に共通する5つの特徴と、決算早期化に向けた具体的な改善方法を解説します。

月次決算が遅れると何が問題なのか

月次決算は、経営者が会社の現状を把握し、次の行動を決めるための重要な情報です。数字の確定が遅れると、利益の減少や資金繰りの悪化、予算との差異などへの対応も後手に回ります。

また、毎月の締め作業が長期化すると、経理担当者が改善や分析に取り組む時間を確保できません。その結果、目の前の処理に追われ、翌月も同じ遅れを繰り返す悪循環になりやすくなります。

共通点1.請求書や経費資料の回収が遅い

経理部が処理を始めたくても、各部門から請求書、経費精算書、売上資料などが届かなければ月次決算は進みません。提出期限が曖昧だったり、遅れた場合の対応が決まっていなかったりすると、毎月のように資料待ちが発生します。

改善方法:提出期限と未着時のルールを明確にする

資料ごとに提出期限、提出方法、担当者を決めます。期限までに届かない資料については、見積計上を行うのか、翌月処理とするのかなど、重要性を踏まえた判断基準も明文化します。経理部だけで決めるのではなく、営業・購買・人事など関係部門と共有することが重要です。

共通点2.月末・月初に作業が集中している

請求書の確認、仕訳入力、入出金の照合、残高確認をすべて月初にまとめて行うと、短期間に大量の作業が集中します。月末を迎えるまで着手できないと思われている業務の中にも、日次・週次で前倒しできるものがあります。

改善方法:月中処理と事前準備を増やす

日々の入出金確認、固定資産の登録、立替経費の確認、定型仕訳の準備などを月中に処理します。決算前にできる作業と、月末後でなければできない作業を分けるだけでも、月初の負荷を減らせます。

共通点3.業務が特定の担当者に属人化している

「このExcelは担当者しか分からない」「特定の仕訳だけ判断根拠が残っていない」という状態では、担当者の休暇や退職によって作業が止まります。また、レビュー担当者も処理内容を確認しにくく、差し戻しや調査に時間がかかります。

改善方法:手順だけでなく判断基準を残す

業務マニュアル、月次チェックリスト、勘定科目ごとの確認ポイントを整備します。操作方法だけでなく、「どの資料を根拠にするか」「差異がいくら以上なら調査するか」「誰に確認するか」まで残すと、担当者が変わっても安定して処理できます。

共通点4.Excelやシステムへの二重入力が多い

部門ごとに異なるExcelを使用し、同じ情報を販売管理システム、請求システム、会計ソフトへ何度も入力している会社では、転記作業と照合作業が増えます。ファイルの版管理ができていない場合、どの数字が最新かを確認するだけでも時間がかかります。

改善方法:データの入口と保管場所を統一する

まず、どの情報を、誰が、どこへ入力しているかを一覧化します。そのうえで、重複入力や不要な集計を減らし、会計システムとの連携やインポートを検討します。システム導入を先行させるのではなく、業務フローを整理してから仕組みを選ぶことが大切です。

共通点5.チェック方法と完了条件が決まっていない

担当者ごとに確認範囲が異なったり、少額の差異まで毎月調査したりすると、決算の完了時期が安定しません。レビューで同じ指摘が繰り返される会社では、修正と再確認にも時間を要します。

改善方法:チェックリストと重要性基準を定める

勘定科目ごとに確認資料、担当者、期限、レビュー者、完了条件を決めます。差異の調査基準や翌月修正が可能な項目も明確にし、経営判断に必要な精度と速度のバランスを取ります。遅延理由を毎月記録し、翌月の工程へ反映することも有効です。

決算早期化を進める3つのステップ

1.現在の締め日程を見える化する

資料回収、仕訳入力、残高確認、部門確認、上長レビュー、報告資料作成に分け、各工程の開始日と完了日を記録します。どこで待ち時間や手戻りが発生しているかを把握します。

2.優先順位を決めて小さく改善する

すべてを一度に変える必要はありません。影響が大きく、改善しやすい工程から着手します。たとえば、提出期限の統一、定型仕訳の前倒し、チェックリストの導入などは比較的始めやすい施策です。

3.目標日と役割分担を定める

「翌月10営業日まで」など具体的な目標を設定し、各工程の担当者と期限を決めます。早期化後も定期的に振り返り、業務量や組織の変化に合わせて運用を見直します。

まとめ

決算が毎月遅れる会社では、資料回収の遅れ、月初への作業集中、属人化、二重入力、不明確なチェック方法といった課題が重なっていることが少なくありません。

決算早期化を実現するには、担当者の努力だけに頼らず、業務フローと判断基準を整えることが重要です。まずは現在の工程を見える化し、遅延の大きな原因から一つずつ改善していきましょう。

合同会社磯部会計事務所では、月次・年次決算の工程整理、経理業務の標準化、経理基盤の再構築をご支援しています。詳しくは経理改善・経理基盤再構築サービスをご覧ください。

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公認会計士になるまでの道のり①

私は2015年11月に修了考査と呼ばれる3回目の試験に合格し、公認会計士になりました。
一般的には2年程度で合格すると言われていますが、私は7年(簿記勉強からカウントすれば10年近く)掛かっています。
それまでの道のりですが・・・

横浜に生まれ物心つく前に鎌倉へ引っ越してきました。
小中学生の頃は、先輩が卓球をしているのがかっこよくて憧れ部活に入りました。
練習時間だけは人一倍掛けてましたが、結果が伴わない、そんな小中学生の頃でした。
また、そろばん教室に通ってまして、これだけは”時間”が成果と直結する、今思えばいい経験をしていたなと思います。

高校は地元でも「バカ高」と呼ばれるところへ入りました。
学力は人並みよりも良かったのですが、上を目指す自信がない、楽をしたいという気持ちから推薦で入れる高校を選び、
受験を経験せず、遊び呆けた学生時代です。

高校でも卓球をやってましたが、ここで実力が伸びていきます。
地区大会も準優勝、高校1年生のころから3年生に勝つなど、かなりの成績を残します。
中学時代、勝てなかった先輩や馬鹿にしてきた先輩たちにも勝てる。
私は自信に満ち溢れ調子に乗っていました。部内でいじめをしてしまい、卓球部はクビになりました。

この時、なぜ小中学校で実らなかった卓球が実ったのか?なぜ私のような卓球を愛する人間がいじめをしたのか?

①小中学校と高校時代の部活の態様
小中学校の先生は私の事をけなしていました。卓球のフォームだけは綺麗だがセンスがない、とかうまい選手の真似をしたらかっこつけと言われたり、試合でも毎回1回戦負けで顧問の先生は名前すらほとんど呼んでもらえなかった。
中学の頃は毎日素振りだけは人一倍やっていたし、鏡を見て自分のスウィングとうまい人のスウィングの違いなど、修正していました。
高校生の頃は、顧問の先生が私のフォームや卓球をしている姿を見て、手取り足取り教えてくれました。
毎日付きっ切りになって卓球を教えてくれました、成果が出るのも遅くなく、1年生の初めての大会で先輩たちを倒して準優勝しています。

②小中学校と高校時代の違い?(システム面)
ずばり、努力や時間ではなく、気持ちだけでした。
私は幼少期から、親にダメだと叱られ、批判されて育っていました。
自分で自分の存在を肯定できない人間になっていて、ダメだと言われれば不貞腐れ孤立する、そんな人間になっていました。
不貞腐れ、自分ひとりの世界で卓球を練習し、強くなることはよっぽどの運動神経やセンスがないと難しいです。
もちろん、私の公認会計士受験生活も同じことが言え、私は誰かに勉強の仕方を聞かず、授業だけ受けてただ時間を掛けて勉強をするということをしていました。
何か成果が出ない時、自分の中で考え尽くしても答えが出ないことがあります。
今思えば、私は卓球が上手くなりたかったんじゃなくて、私を批判した人たちを見返したかっただけでした。
上手くなりたいのであれば、その気持ちを伝えて周囲を巻き込み頼る。本来の姿はそうあるべきだったなと今は思います。

③小中学校と高校時代の違い?(ソフト面)
前述した通り、私は自尊心が低い人間でした。
高校に入り、人に必要とされ、注目され、手塩を掛けて育てられた私は見違えるほど卓球が上手くなりました。
気持ちは、成功に不可欠なものです。
今思えば、中学生時代の私は、どうせ私はうまくなれない、どうせ一回戦負けだと思い日々部活動をしていました。
中学生最後の夏の大会は、いつも通りの一回戦負けでしたが、情けない自分に人前で涙と汗が止まらなかったのを今でも覚えています。
初めて感じた感情でした、恥ずかしけど悔しくて涙が止まらなかったのです。
もうこんな気持ちを感じたくない、そう思い卓球が強くなれる高校に行きたいと思いました。
そこで出会った高校が「バカ高」です。
入学前から部活動に通わせてもらい、先輩や顧問の先生にチヤホヤされて、自分は必要なんだと感じました。
中学の頃のように、孤独感を感じず、つらくても戻しそうになっても熱く練習ができました。

④高校1年生初めての大会
初戦から他校の3年生との試合でした。
結果は勝てたのですが、今でも覚えています。
セット数0-2で負けていて、顧問の先生もあきらめていました。
そんな時、支えられたのが今までの練習やなぜか気持ちを強く持てました。ここで勝ったら最高に面白いし、カッコイイなと。
以前の私だったら、どうせ勝てないという気持ちだったのに、そこから変われたのは環境のおかげです。
結果は、逆転勝ちで顧問の先生に報告しに行ったところ、よく勝てたな、すごいじゃん。と言って肩を強くたたいてもらいました。

⑤いじめへの発展
気付けば私は部内では敵なしな状態で、とても調子に乗っていました。
後輩をパシらせたり、怒鳴りつけて言うことを聞かせたり、同級生を殴りまくったり。
部内では顧問・先輩からも愛され、私自身いじめられることもありましたが、それすら倍返しする負けん気でした。
温厚だった中学の頃から比べれば、全然違う人間になっていました。
人は弱い生き物です、力を手に入れれば驕り高ぶって人を支配し言いなりにして自分を高めようとする。
今思えば、私の自尊心は人との比較の中でしか成り立たないので、力と権力で猿山の大将になって気持ちよく暮らしていました。
そんな暴挙も長くは続かず、やがて密告され退部することとなりました。
この退部宣告されたとき、保護者同伴でしたが私はまた大泣きすることになります。
「人は過ちを繰り返す」そんな言葉が骨身に染みる出来事でした。

⑥総括
今回の話の中にもたくさんの会計士受験に役立つ内容がありました。
人生にはたくさんのヒントがあるんだなと今は思いますが当時の私はスルーしてました。
・自分を承認してあげる気持ちが大事
・努力は目的と整合している限り意味を持つ
・人間は弱い生き物だから、楽な方に進んでしまう(=自分という信念を強く持つことが大事)
・成果が伴わない時、きっと努力の仕方が間違えている。
・自分を成長させてくれる環境に日々感謝することで大切なものが見えてくる

当時は両親や部活動で関わった人、当時の先生などには憎悪の感情を抱いてました笑。
それは私が自分がすごい人間だからと勘違いしていたんだと思います。
いまだに目頭が熱くなりますが、この時の経験、関わってきた人、両親に今はとても感謝しています。
当時、私が高校に入るためにご尽力してくださったのもそろばん塾の先生でした。
人とのご縁は大切です、いまだに未熟な私ですが日々周りへの感謝は忘れたくないなと我が振りを見て思いました。

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ブログをはじめました。

このたびホームページを利用してブログを始めました。
「磯部会計事務所」ってどんなところだろう?
どんな人が対応してくれるんだろう?など、当社のことを知っていただけるように、
様々なことを発信していこうと思います。

是非一度ご覧ください。

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